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【皮膚科編】ニキビで引きこもるほど悩んでいる人へ

ようやく、やっと、本編です。

言い忘れましたが、私の文はとてもくどく、長い傾向にあります。。
ここからの文、記事も、たーっとスクロールしてさらさらーっと読んでください!笑


では、皮膚科編書いていきます!




「皮膚科に行こう。」


まず、これはニキビを治そうと思ったら必須の第一歩だと考えています。

一度皮膚科に通って全然効果がなかった!
だからもう皮膚科の薬は信用しない!
自分で調べた口コミや評判のいい商品で治すんだ!

そう思っている方いらっしゃいませんか?

私このタイプでした、はい。(おい)


小学生の頃に連れていかれた皮膚科で
外用薬内服薬と色々出され、ドクター推奨石鹸なども揃えて、

最強の装備だ!さぁぶっ潰してやるぜ!と勇んだのはいいのですが、全っ然改善せず、ここで皮膚科への信頼を勝手になくした私だったのでした。笑


ですが、当時の私はまだ幼かった部分もありますが、

・皮膚科の薬さえ使ってれば睡眠や食事など他の事は気にしなくてよい
・用法用量はなんとなく(酷いときは多めにつけたり)
・正しい洗顔方法?なにそれ。

状態でしたので、
当然発揮されるべき効果もそりゃー出ないわって感じだったんですね。

本当に治す気あるのかと。


また、皮膚科というと最寄りの地元のところへかかることが多いかと思いますが、引っ越しをしながら別々の皮膚科にかかるうちに、ひとえに皮膚科と言っても色々あることがわかったりもしました。


私が初めて行ったところは、初診時もサーっと見て薬出してまた来てねって具合でした。


でも今通っているところの初診時は、

施術室内に洗面所があって、メイク落としから洗顔を看護婦さんに見てもらいながら正しい洗顔方法を教えてもらうところから始まり、

保湿剤とニキビ薬の付け方、日焼け止めの量なども実際に塗りながら教わりました。
(そのあともちろん洗面所でお化粧直しできます)

そして、自分の肌やニキビがどういう状態なのか、
飲み薬はどのタイプがあっているか、漢方は飲めるか、
保湿剤のテクスチャはどんなものがあうのかなど、

ニキビ治療についてまとめてある自作の一枚紙を患者に渡しながら丁寧に説明してくださる先生でした。


元々私の自宅でのスキンケアは、一般的なブランドのニキビ用をライン使いしていて、化粧水美容液乳液、市販のニキビ薬の順につけていました。

しかしその先生から、

「ニキビの時は色々やらない(つけない)方がいいですよ。
あなたは耐性菌もあったりしてお肌が弱々だからね。」


と教えていただき、皮膚科の保湿剤とニキビ薬だけを使うことになったのです。
(たっかい基礎化粧品ライン使いはなんだったんだ…なーんて笑)

皮膚科さんも商売してる部分があるので、
時にはドクターズコスメや石鹸等々おすすめしてくると思います。

そこにも差があって、むやみに勧めず、市販のこういうタイプの日焼け止めでもいいわよとかって代替できそうな商品の特徴を教えてくれる先生もいます。

高い商品も多いですから、市販のもので替えられるかどうかも含めて先生と相談できるととても良いと思います。


個人的には石鹸はおすすめされたものを使うことが多いです。
必ずサンプルをもらって試してから。


保湿剤も巷では色々と問題になる使い方をしている人達がいるようですが、我々にとっては大事な処方薬です。

たいていのニキビ薬はつけたあととても乾燥するので、その前に保湿剤は必要不可欠なのです。

私の場合はニキビ薬を塗る前に、ビーソフテンというヒルドイドのジェネリックである液体の保湿剤をいつも使っていて、それだけだとどうしても肌が乾燥する時はヒルドイドソフトというクリームタイプの保湿剤を少しつけています。

久しぶりに皮膚科にかかった私だったのですが、ニキビ薬も年々新しくより効果のあるものがでてきています。

デュアックという塗り薬を最初に使いましたが、大きくポツッとできたニキビもあっという間に小さくなって驚きました。

中には使い始めヒリヒリしたり、赤みが出るものもあったりしましたが、今までとは比べ物にならないほどぐんぐんニキビ肌が綺麗になっていきましたし、

長期の連続使用ができないものは先生がしっかり打ち切り、適切な新しい薬を選んでくださるので、安心して使うことができました。

この皮膚科の処方箋でスキンケアをしている一年間、
一切の美容液や、市販のニキビ薬は使用しませんでしたが、
過去一番ニキビの少ない、私史上最もお肌が安定した一年だったと思います。


これらの外用薬の他に内服薬も処方されていたのですが、
こちらの薬も私の体質にまさにぴったり来るもので、おすすめしてくださった先生の判断には本当に驚かされました。

その内服薬は、漢方薬の十味敗毒湯というものです。

主な効能や漢方の配合は下記HPの通りです。
(これは市販薬です。私が皮膚科で処方されたものとは異なります。)

http://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/prescription/jumihaidokuto.html

f:id:mkh23:20180603172956j:plain


実際のところ医学的に漢方の効能にどこまでの根拠があるかについても私の知識ではわかりかねます。

ただ、顆粒の苦そうなこの漢方薬をあえて一番味わう形で、お湯溶かして飲んでみた時、苦いながらも不味くはなく、それなりに美味しく飲めたというのが私にとっては「効きそう!」という実感に繋がったのです。笑

飲み始めてからお肌の健康状態が過去最高だったので、
もしかすると効いている!?と今も半信半疑で飲み続けています。

漢方薬も当然個人差があるもので、それぞれに合うものは正確な専門知識を持つお医者様が選ぶことになりますから、自己判断でむやみにドラッグストアのものを買って飲むのはおすすめしません。
(セルフメディケーションの時代に逆らい申し訳ありません…)

それに、ドラッグストアで手軽に買える飲みやすい錠剤の漢方薬と、病院処方の漢方薬では漢方の配合量が変わってくる場合が多いです。
よって同じ効果は期待できないと思います。




例によってまたながーく書いてしまっていますが、
皮膚科編のポイントをまとめると下記の通りです。
(ほぼ前述の繰り返しパターンです)

1. 丁寧に診察してくれる皮膚科に行こう!

皮膚科は通いやすい地元のところへ、というのもわかりますが、知識も多く、スキンケア指導も怠らない先生や、きちんと話を聞いて多面的にニキビ治療を進めてくれる先生のいる皮膚科を選ぶ方が絶対に治ります。
診察・薬にも当然お金を払っていますから、納得がいく皮膚科を探して、受診しましょう。


2. 処方薬以外余計なことをしない!

ついついニキビが気になって、短期的な治療ばかり求めてしまい、高い市販のニキビ化粧品や薬に手を出してしまいがちですが、むやみやたらに使えば使うほど肌のバリアは壊れていき、高級な美容成分も全然効果を発揮してくれないほど不安定な肌状態になってしまいます。
ここは一つ我慢をして、処方されたものだけを正しく、一途に使ってみましょう。


3. 薬は用法用量を正しく守って使おう!

あ・た・り・ま・え!
でも早く治したい気持ちやコンプレックスからくる不安が塗りすぎやら飲みすぎを引き起こすこともあるんですよね。
用法用量が一番効くんだ!と認識を改めましょう。
多かろう良かろうではありません。


4. 民間療法・高額ニキビケア商品は信じすぎない!

上と少し重なりますが、ネットに溢れているありとあらゆる民間療法やニキビに関する商品はおすすめしません。
中には医師が監修しているものもあるかもしれませんが、ほとんどが素人の「自分ではうまくいった方法」を発信しているにすぎません。
ブーメランじゃーん!と思われた方、そうです。
私も所詮ニキビがひどかった過去を持つだけの素人です、気をつけてください。笑
時折、新興宗教のように盲目に信じて買っては試して、を繰り返す人がいますが、もう一度皮膚科に行って、それらの方法が果たして本当に自分の肌タイプに有効かどうか先生に聞いてみてほしいです…。
とはいえ、信じるのは自由ですし、試してわかることもあります。
なので、信じすぎはNG、というあたりで落としておきます。


その他皮膚科で教わったスキンケアや日頃気を付けることなどは次の日常生活編でお話しします。


ここまで、
皮膚科の先生は絶対神!皆の衆皮膚科に行け!先生の言う通りにしろ!民間療法など邪道だ!
などと、ある種皮膚科教の過激派論者のように語ってきましたが、
皮膚科関係者ではありませんし、ここまで推しても何のバックももらえません。笑

そして、これはあくまで私の実感に基づくものです。

何本もの予防線を張り巡らしてめちゃめちゃひよって申し訳ありませんが、それを前提としてお読みいただけますと幸いです。


さいごに!(本当に、もう本当に最後だから!)

皮膚科に行くのすらもう気分が鬱々としてためらわれるような人、何となく綺麗な皮膚科の女医サンに色々言われるのが怖い人、とにかく病院嫌いの人。
わかってしまいます、その気持ち。

でもちょっと平日に午後休でももらって、えいっと思いきって、午後診療の一番早い時間にささーっと行ってみてください。

土曜のように人が殺到していないし、
体感ですが、先生も余裕があって、午前中と比較して予約なしでも案外すっと見てもらえる気がします。おすすめです。



はぁ~~~書いた書いた!
(読んでる人も読み疲れたよきっと…)

こんな長たらしい記事ですが、
まだ日常生活編に続きます、すみません。



読んでくださる方は引き続きお付き合いください!