【日常生活編②】ニキビで引きこもるほど悩んでいる人へ
日常生活編、続きです。そして最後です!
すべてが長い記事になってしまいました…。簡潔に書くのって難しい。
(続き)
6. とにもかくにも睡眠をとろう
最重要事項かもしれません。
(他も全て重要なのだけど…)
夜更かしはお肌の大敵よ!
じゃないですけど、
睡眠不足で良いことなんて1つもないと思っています。
科学的なことは知りませんが、
体感として質の良い睡眠をとった朝は肌のテンションがまるで違います。
ニキビ、肌荒れは殲滅され、
元気なお肌がやる気を見せてくれます。メイクもよくのせてくれます。
寝る前のノンカフェインカモミールティーは最高におすすめです。
これ好き。
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それからどうしても寝られないときは、目をつぶって適当なストーリーを作るのが抜群に効果あると私は信じてます。
ドラマの脚本を書く気持ちで話をふくらませながら、その想像の世界に没入していくとあっという間に朝になっています。
あとは楽しく呑気に考えられそうなことを思い浮かべるのも良いと思います。
暗い寝室で、あらゆる心配事ばかりを考えたり羊を数えたりするより断然寝れますので、おすすめです。
7. お風呂に浸かろう
面倒だからとシャワーで済ませる方、結構いますよね。
私もそうでした。
でも、あったかいお風呂に浸かると代謝もよくなり、お肌の生まれ変わりを後押ししてくれます。
お風呂にゆっくり浸かると、顔のニキビだけでなく背中のニキビもできにくくなってきましたし、体の疲れ心の疲れ両方を溶かしてくれる気がして、今では相当なお風呂好きになりました。
入るまでが面倒くささのピークのはずです。笑
えいやーっと重い体を起こしてお風呂に入りましょう。
8. 食事に気を遣おう
食事がニキビにどれほど関わりがあるのか、さまざまな研究があるとは思うので、これも私の体感で話させてください。
脂っこいお菓子やファーストフード、揚げ物はやはりニキビの大敵だと思います。
そういった食べ物はなるべく控えて、ビタミンB群の多い栄養バランスに長けた野菜中心の食生活を心がけるようにしましょう。
個人的に好きなブロッコリー、小松菜です。笑
9. マスクはできるだけしない
ついついニキビだらけの肌を隠してマスクを手に取ってしまいますが、湿度が高くなるマスク内は格好の雑菌繁殖場になりますので、ニキビはもっとひどくなるばかりだと思います。
私もマスクで隠したい気持ちが強かったですが、
一度マスクで覆ってしまうと、今度はとるのが怖くなってしまうんですね。
そうしているとマスクが欠かせなくなってしまって、
悪化の一途を辿ってしまいます。
最初は肌荒れが目につく人もいるかもしれませんが、周りはそこまで常にこちらのことを気にしているわけではありませんし、そんな暇ではないので、目が合ってもそれはその時だけです。
これから先ずーっとニキビが治らずじまいよりも、見ず知らずの人の視線の方がずっとマシです。
全然大丈夫ですから、ニキビ隠しのマスクは卒業しましょう。
10. メイクは最低限にする、あるいはしない。
これは、私の中でかなりハードルの高いものでした。
社会人として会社に出ている、あるいは
大学生で授業やらアルバイトに出ている身にとって、
メイクなしは、正直絶対に無理です。
まして、この肌でマスクもなくどう表出ろっていうんじゃーっ!という感じでした。
近所にいくのすら躊躇われるのに、そんなの無理な話なんです。
でも!それができる日もあります。できる期間もあります。
例えば土日。
例えば夏休みなどの長期休暇。
このあたりでなるべくメイク休みの日を多くとるようにしてみてください。
陽にあたるなら日焼け止めだけは必ず塗って。
私の場合メイクしない日があっただけで肌はかなり負担が軽くなって、
ニキビの治りもぐんと早くなりました。
長期休みの時は1週間くらい一切ファンデなど使いませんでした。
そんな休みないよーって方ももちろんいますよね。
その場合はメイクを軽くしましょう。
その昔ニキビを大量に抱えていた私は、高級なニキビ専用化粧水美容液乳液などを使い、アクネケアの色つき日焼け止め下地を重ね、
コンシーラーで赤みのあるニキビ(ほぼ顔全体)を塗りたくり、さらにそこにマットな厚塗りファンデを叩き込むという、尋常ではない塗装を施しておりました。
さらにアイメイクもチークもするのですから、ただでさえ不健康真っ只中のニキビ肌には相当な負荷だったに違いありません。
当然肌は弱りに弱っているので、日中にはドロッドロに崩れます。
化粧直しというと、若い女の子なんかがちょこっとパウダーでテカリをおさえるだけでスッと出ていくのを想像するかもしれませんが、
私のようにドロドロに崩れている人は文字通り「化粧(し)直し」になります。
重ねているものも多い分、簡単には直せず、一回落とした方が早いぐらいなのです。
もうそれは魔のスパイラルです。
これでは毎日毎日ただお化粧をする以上にお肌に負荷がかかってしまい、当然良くありません。
どうしてもメイクをするのであれば、
洗顔・スキンケア後、日焼け止めが肌によく馴染んだら、
低刺激かつ石鹸で落とせるタイプの軽いパウダーファンデをほんのりのせるだけにとどめましよう。
ファンデが薄ければ崩れ方もひどくはなりませんし、
お肌への負担も最低限で済みます。
アイメイクやチークも石鹸で落とせるものに変え、
バッチリメイクでなく、ナチュラルに抑えましょう。
ファンデのパフや各種筆はこまめに取り替えたり洗ったりすることも大切です。
11. ストレスは発散していこう!
ニキビは心理状態にとっても敏感です。
私自身も、仕事でかなり追い詰められていた時に顎回りのニキビがいまだ見たことないほどに増えてしまい、その上全然治る気配のないしつこさだったために、職場に行くことがさらに憂鬱になり絶望的な毎日でした。
私に限らず世の中生活していればそんな環境状況はありふれていて、
よくストレスフリーな生活を云々みたいな記事を見かけますが、完全にストレスのない生活を目指す、そんなの絶対無理です。はい。
なので、
あらゆる種類のストレスを受ける毎日において、それをどれだけ早くぱーっと解消できるかっていうことが肝心なんだと思います。
私のおすすめするストレス解消法をいくつかあげておきます。
・スポーツの試合を観戦して声を出して応援する
→できれば現地で直接見て、わーわー好きなだけ大声を出せるとBESTです。サッカーは良いです。
・ノリにノッて開放的になれるライブに参加する
→歌ってよし踊ってよし叫んでよしのライブは最高です。
私は普段かなり大人しい部類の人間ですが、派手ないかつい人たちも参戦するようなケツメイシのライブに行って我を忘れてウェイな空気に身を任せるのが好きです。あとMCで呑気に笑えるのも大好きです。
そんなレジャー感ある方法ばかりはハードル高いよ!という方にはこちら。
・安心できる場所、好きなものがある場所へ行く
→各々好きなもの趣味のものあると思うので、思う存分それを味わえる場所に行きましょう。手頃な場所で言うと、個人的には大型の本屋や猫カフェ、コメダです。
コメダは私が最も愛している喫茶店でして、好きな雑誌や本を買った後にコメダに行き、紅茶を飲みながらのんびりと読む休日は至福なのです。
ストレスから解放されている実感があります。
・欲望のままに計画をたてる(現実的かはさておき)
→旅行したい場所や買いたいもの、住みたい部屋などなど、考えていて楽しい計画をしてみましょう。叶えられるかどうか現実に引き戻されてもいいんです。考えているときはルンルンできるので。
…ここまでいろいろと書いてきたところで、
もちろん気をつけられるべきところや、
直せるところは参考にしていただければと思うのですが、
一番大事なのはニキビに生活を奪われないこと、
に尽きると私は思います。
どうしてもニキビのせいで何かをするのが怖かったり億劫になったりする部分ってあると思いますし、
周りから見たら他人の肌に関心を持つのなんてほんの一瞬で、あまり気にしなくてもいいことでも、当事者にはそれが耐えがたい苦痛になることもあります。
けれど、
ニキビのせいであれもこれも諦めていたら、
きっと後でものすごく後悔しますし、
案外気にせず行動してみたらなんてことなかったりするものです。
頭ではわかっていてもなかなかできないかもしれませんが、
いきなりでなくても、周りの目が気になるたび、外出が億劫になるたびに思い出すようにしてみてください。
そうすると、いつの間にか少しずつマインドが変わってくると思います。
調子のいい時は「そうだ、大したことない!」って思えるようになったりしますので、
日頃から自分自身に言い聞かせるようにしてみましょう。
さて、日常生活編は大体こんなものでしょうか。
なんとなく色々、たくさん書いてあったなぁ、大変そうだなぁと思われるかもしれませんが、
習慣にできればこっちのもの、といったことが多いので、まずはできそうなものから継続して気をつけてみていただければと思います!
最後に、
ニキビで深刻に悩んでいると、ついつい夜更かししても綺麗な友達のお肌がうらやましくて、比べて落ち込むことなんかもしょっちゅうあると思いますが、
他人と比べていては絶対に幸せにはなれません。
あなたが友達、彼氏または好きな人と関わる時、相手はあなたのことを見ています。
相手はあなたのことを見てくれているのに、誰かと比較して卑屈でいるなんてもったいないですよね。
確かに外見も大事ですが、こちらは気を遣わないでいるせいで肌荒れしているわけではなく、体質だったり生活の事情だったりいろいろなことが原因で症状として出てしまっているだけですから、
劣等感を抱いたり、それで何かにチャレンジすることを諦める必要はありません。
もっと気楽で、前向きなマインドでニキビ治療はしていくべきだと、私は思います。
そこまでニキビに深く悩んでいない人は、なぜこんなに重く受け止めているのかわからないかもしれませんが、
中には私のような方も一定数いるので、そういう方へ向けて少しくどく、重く、長く書いてしまいました。笑
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
そしてお疲れ様でございました…。笑
私個人の体験に基づく、あくまで素人目線の記事にはなりますが、
参考にしていだけるところがあればぜひ取り入れていただければ嬉しいです!!!
【日常生活編①】ニキビで引きこもるほど悩んでいる人へ
続きまして、日常生活編です!
前の記事でも書きましたが、
皮膚科に通い始めた当初、治らないのは薬が効かないからだ!という大変に浅はかな考えを持っていました。
ですが、色々と遠回りをさせていただき、
今声を大にして言いたいと思います。
「日常生活の改善なくして、何がニキビ治療だ!」
いや、そんなことわかりきってるわーいって感じの話なんですけど、
本当にそうなんですよね。
いくら良い薬を使おうと、衛生面や食べ物、睡眠などの基本的な部分が伴わない限り、根本的な解決にはなりません。
そこで日常生活で私が気をつけていたことを何点かあげていきたいと思います。
これは皮膚科でも教わったことも含まれますが、あくまでも素人観点です。(わかったってば)
1. ニキビ(顔自体)に触らない、潰さない、掻かない
これ、案外難しいんですよねー。
顔にニキビが2、3個ぐらいならまだしも、15個とかそれ以上ぶわーってあるタイプだったので、どうしても気になって触ってしまったり、ストレスがたまって無意識に潰してしまったりするんです。
でも、絶対に絶対にやめましょう。跡が残って後悔するのは自分ですよ。
ほっぺたに手をあてて肘ついたりも厳禁です。顔は聖域だと思ってください。笑
2. 正しく洗顔・スキンケアをする
丁寧に正しい洗顔をしましょう。
私が皮膚科で教わったのは、どこでも言われているようなやり方です。
クレンジングを使ってメイクを優しくなぞり、冷たくない温度(常温~ぬるま湯くらい)の水で落としていきます。
次に石鹸をネットで泡立て、たっぷりの泡をふんわり顔において、指の腹で泡を転がすように洗っていきます。ごしごしは絶対にNG。
髪の生え際や、小鼻の脇など、洗い残しがないようにほわほわと泡を転がしましょう。
そして、再度冷たくない温度の水で泡を流します。ここでもすすぎ残しがないように。
入浴時に洗顔する場合はこの温度感が狂いがちなので、少し冷ためでもいいかもしれません。
面倒だからとシャワーで洗い流すのは絶対にやめましょう。
クレンジングミルク
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石鹸は皮膚科で都度買っていますが、こちらの石鹸はよく勧められますし、個人的には使い心地も◎だと思います!
コンテス スキンケアソープ 50g
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ちょっと乾燥するかもしれないので保湿はしっかりしましょう。
洗顔関連はもう使い心地や相性の問題なので、
人が使って良かったから自分も良いというものではありません。
サンプルから使って本当に大丈夫そうなら使う、という習慣にしましょう。
昔の私は、決して安くないのに、口コミで評判のものや有名な美容ブロガーさんのおすすめをすぐぽーんと製品購入する節があったことを、今となっては呆れながら後悔しています。
数多ある基礎化粧品においては、ついジプシーになりがちですが、シンプルで低刺激なものを正しく使うのが一番、というのが持論です。
私の好み?というか、合うものの特徴は、
洗顔料なら、固形石鹸>洗顔フォーム
クレンジングなら、ミルク>オイル
です。
また、固形石鹸を使うなら泡立てネットは必須アイテムです。
ジプシー歴も長く色々疲れたので(…察してください)、
基本的に皮膚科を介さずして、ネット販売のみのものは買わない主義になりました。笑
洗顔後は柔らかい吸水性のあるタオルで包むように水気をとりましょう。
ボンボン叩いたり、ザッザッと拭き上げてはいけません。
洗顔後(お風呂から上がった後)はすぐに保湿、保湿です。
処方されたの保湿剤を手のひらにとり、優しく肌に染み込ませていきます。
保湿剤が十分に入るまで、ニキビ薬はつけないように。
3. 日焼け止めをケチらない
私の場合、朝と夜では使うものが少し変わります。
夜寝る前: 保湿剤・ニキビ薬
朝メイク前:保湿剤・日焼け止め
ニキビ薬は夜のみの使用で、日中用は処方されていないため、
朝はつけません。
その代わり日焼け止めをばちばちに塗ります。笑
日焼け止めはラロッシュポゼの日焼け止め乳液・無色を使っています。
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これの気に入っているところは、
・純粋に日焼け止めとして機能が高い(SPF50・PA++++)
・化粧下地になる
・石鹸で落とせる
です。
肌のタイプによっては日中少しテカったり、メイク崩れがあるかもしれませんが、私自身は保湿重視なのであまり気になりません。笑
日焼け止め特有の匂いがないところもGOODです。
よく、日焼け止めをうすーくのばして使う人がいますが、私はかなり贅沢にもったいぶらずに使っています。
決して厚塗り、ベタベタに塗るのではなくて、全体に均等になるようにのせるという感じです。
特に通勤や日中外に出ていることも多いので、ここは一切の迷いなく徹底しています。
4. タオルをケチらない
ケチらないシリーズ、その2。
洗顔後のタオルはその都度変えましょう。
当たり前かもしれませんが、ご家庭によっては当たり前でないところもありますので念のため。
朝洗顔で使って、歯磨きやらヘアスタイリングで汚れた手などを洗って拭いたらもう用済み、洗濯機へGOです。
夜洗顔や歯磨きでしか使わなかったタオルも洗濯機へGOです。
もったいないかもしれませんが、これこそ衛生的に重要なことだと思っているので妥協できません!笑
本当にニキビを倒したいのならば迷わずやってみてください。
5. 枕カバーや寝具カバーはこまめに変えよう!(洗おう)
これも!案外!おざなりになってる人います!
枕カバーについては、
私の場合柔らかい素材のタオルを枕の上にひいて寝ていて、こちらも毎晩交換しています。
皮膚科の先生も言ってましたが、これはおすすめです。
お布団カバーやシーツもこまめに洗うことを忘れずに。
…と、長くなりすぎる前にここで一回切ります。
日常生活編は2つに分けたいと思います。
次の記事も大事なことしか書いていないので、
ぜひぜひ読んでいってください!!
では、日常生活編②に続きます~。
【皮膚科編】ニキビで引きこもるほど悩んでいる人へ
ようやく、やっと、本編です。
言い忘れましたが、私の文はとてもくどく、長い傾向にあります。。
ここからの文、記事も、たーっとスクロールしてさらさらーっと読んでください!笑
では、皮膚科編書いていきます!
「皮膚科に行こう。」
まず、これはニキビを治そうと思ったら必須の第一歩だと考えています。
一度皮膚科に通って全然効果がなかった!
だからもう皮膚科の薬は信用しない!
自分で調べた口コミや評判のいい商品で治すんだ!
そう思っている方いらっしゃいませんか?
私このタイプでした、はい。(おい)
小学生の頃に連れていかれた皮膚科で
外用薬内服薬と色々出され、ドクター推奨石鹸なども揃えて、
最強の装備だ!さぁぶっ潰してやるぜ!と勇んだのはいいのですが、全っ然改善せず、ここで皮膚科への信頼を勝手になくした私だったのでした。笑
ですが、当時の私はまだ幼かった部分もありますが、
・皮膚科の薬さえ使ってれば睡眠や食事など他の事は気にしなくてよい
・用法用量はなんとなく(酷いときは多めにつけたり)
・正しい洗顔方法?なにそれ。
状態でしたので、
当然発揮されるべき効果もそりゃー出ないわって感じだったんですね。
本当に治す気あるのかと。
また、皮膚科というと最寄りの地元のところへかかることが多いかと思いますが、引っ越しをしながら別々の皮膚科にかかるうちに、ひとえに皮膚科と言っても色々あることがわかったりもしました。
私が初めて行ったところは、初診時もサーっと見て薬出してまた来てねって具合でした。
でも今通っているところの初診時は、
施術室内に洗面所があって、メイク落としから洗顔を看護婦さんに見てもらいながら正しい洗顔方法を教えてもらうところから始まり、
保湿剤とニキビ薬の付け方、日焼け止めの量なども実際に塗りながら教わりました。
(そのあともちろん洗面所でお化粧直しできます)
そして、自分の肌やニキビがどういう状態なのか、
飲み薬はどのタイプがあっているか、漢方は飲めるか、
保湿剤のテクスチャはどんなものがあうのかなど、
ニキビ治療についてまとめてある自作の一枚紙を患者に渡しながら丁寧に説明してくださる先生でした。
元々私の自宅でのスキンケアは、一般的なブランドのニキビ用をライン使いしていて、化粧水美容液乳液、市販のニキビ薬の順につけていました。
しかしその先生から、
「ニキビの時は色々やらない(つけない)方がいいですよ。
あなたは耐性菌もあったりしてお肌が弱々だからね。」
と教えていただき、皮膚科の保湿剤とニキビ薬だけを使うことになったのです。
(たっかい基礎化粧品ライン使いはなんだったんだ…なーんて笑)
皮膚科さんも商売してる部分があるので、
時にはドクターズコスメや石鹸等々おすすめしてくると思います。
そこにも差があって、むやみに勧めず、市販のこういうタイプの日焼け止めでもいいわよとかって代替できそうな商品の特徴を教えてくれる先生もいます。
高い商品も多いですから、市販のもので替えられるかどうかも含めて先生と相談できるととても良いと思います。
個人的には石鹸はおすすめされたものを使うことが多いです。
必ずサンプルをもらって試してから。
保湿剤も巷では色々と問題になる使い方をしている人達がいるようですが、我々にとっては大事な処方薬です。
たいていのニキビ薬はつけたあととても乾燥するので、その前に保湿剤は必要不可欠なのです。
私の場合はニキビ薬を塗る前に、ビーソフテンというヒルドイドのジェネリックである液体の保湿剤をいつも使っていて、それだけだとどうしても肌が乾燥する時はヒルドイドソフトというクリームタイプの保湿剤を少しつけています。
久しぶりに皮膚科にかかった私だったのですが、ニキビ薬も年々新しくより効果のあるものがでてきています。
デュアックという塗り薬を最初に使いましたが、大きくポツッとできたニキビもあっという間に小さくなって驚きました。
中には使い始めヒリヒリしたり、赤みが出るものもあったりしましたが、今までとは比べ物にならないほどぐんぐんニキビ肌が綺麗になっていきましたし、
長期の連続使用ができないものは先生がしっかり打ち切り、適切な新しい薬を選んでくださるので、安心して使うことができました。
この皮膚科の処方箋でスキンケアをしている一年間、
一切の美容液や、市販のニキビ薬は使用しませんでしたが、
過去一番ニキビの少ない、私史上最もお肌が安定した一年だったと思います。
これらの外用薬の他に内服薬も処方されていたのですが、
こちらの薬も私の体質にまさにぴったり来るもので、おすすめしてくださった先生の判断には本当に驚かされました。
その内服薬は、漢方薬の十味敗毒湯というものです。
主な効能や漢方の配合は下記HPの通りです。
(これは市販薬です。私が皮膚科で処方されたものとは異なります。)
http://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/prescription/jumihaidokuto.html
実際のところ医学的に漢方の効能にどこまでの根拠があるかについても私の知識ではわかりかねます。
ただ、顆粒の苦そうなこの漢方薬をあえて一番味わう形で、お湯溶かして飲んでみた時、苦いながらも不味くはなく、それなりに美味しく飲めたというのが私にとっては「効きそう!」という実感に繋がったのです。笑
飲み始めてからお肌の健康状態が過去最高だったので、
もしかすると効いている!?と今も半信半疑で飲み続けています。
漢方薬も当然個人差があるもので、それぞれに合うものは正確な専門知識を持つお医者様が選ぶことになりますから、自己判断でむやみにドラッグストアのものを買って飲むのはおすすめしません。
(セルフメディケーションの時代に逆らい申し訳ありません…)
それに、ドラッグストアで手軽に買える飲みやすい錠剤の漢方薬と、病院処方の漢方薬では漢方の配合量が変わってくる場合が多いです。
よって同じ効果は期待できないと思います。
例によってまたながーく書いてしまっていますが、
皮膚科編のポイントをまとめると下記の通りです。
(ほぼ前述の繰り返しパターンです)
1. 丁寧に診察してくれる皮膚科に行こう!
皮膚科は通いやすい地元のところへ、というのもわかりますが、知識も多く、スキンケア指導も怠らない先生や、きちんと話を聞いて多面的にニキビ治療を進めてくれる先生のいる皮膚科を選ぶ方が絶対に治ります。
診察・薬にも当然お金を払っていますから、納得がいく皮膚科を探して、受診しましょう。
2. 処方薬以外余計なことをしない!
ついついニキビが気になって、短期的な治療ばかり求めてしまい、高い市販のニキビ化粧品や薬に手を出してしまいがちですが、むやみやたらに使えば使うほど肌のバリアは壊れていき、高級な美容成分も全然効果を発揮してくれないほど不安定な肌状態になってしまいます。
ここは一つ我慢をして、処方されたものだけを正しく、一途に使ってみましょう。
3. 薬は用法用量を正しく守って使おう!
あ・た・り・ま・え!
でも早く治したい気持ちやコンプレックスからくる不安が塗りすぎやら飲みすぎを引き起こすこともあるんですよね。
用法用量が一番効くんだ!と認識を改めましょう。
多かろう良かろうではありません。
4. 民間療法・高額ニキビケア商品は信じすぎない!
上と少し重なりますが、ネットに溢れているありとあらゆる民間療法やニキビに関する商品はおすすめしません。
中には医師が監修しているものもあるかもしれませんが、ほとんどが素人の「自分ではうまくいった方法」を発信しているにすぎません。
ブーメランじゃーん!と思われた方、そうです。
私も所詮ニキビがひどかった過去を持つだけの素人です、気をつけてください。笑
時折、新興宗教のように盲目に信じて買っては試して、を繰り返す人がいますが、もう一度皮膚科に行って、それらの方法が果たして本当に自分の肌タイプに有効かどうか先生に聞いてみてほしいです…。
とはいえ、信じるのは自由ですし、試してわかることもあります。
なので、信じすぎはNG、というあたりで落としておきます。
その他皮膚科で教わったスキンケアや日頃気を付けることなどは次の日常生活編でお話しします。
ここまで、
皮膚科の先生は絶対神!皆の衆皮膚科に行け!先生の言う通りにしろ!民間療法など邪道だ!
などと、ある種皮膚科教の過激派論者のように語ってきましたが、
皮膚科関係者ではありませんし、ここまで推しても何のバックももらえません。笑
そして、これはあくまで私の実感に基づくものです。
何本もの予防線を張り巡らしてめちゃめちゃひよって申し訳ありませんが、それを前提としてお読みいただけますと幸いです。
さいごに!(本当に、もう本当に最後だから!)
皮膚科に行くのすらもう気分が鬱々としてためらわれるような人、何となく綺麗な皮膚科の女医サンに色々言われるのが怖い人、とにかく病院嫌いの人。
わかってしまいます、その気持ち。
でもちょっと平日に午後休でももらって、えいっと思いきって、午後診療の一番早い時間にささーっと行ってみてください。
土曜のように人が殺到していないし、
体感ですが、先生も余裕があって、午前中と比較して予約なしでも案外すっと見てもらえる気がします。おすすめです。
はぁ~~~書いた書いた!
(読んでる人も読み疲れたよきっと…)
こんな長たらしい記事ですが、
まだ日常生活編に続きます、すみません。
読んでくださる方は引き続きお付き合いください!
【はじめに】ニキビで引きこもるほど悩んでいる人へ
初手、ニキビ問題を書きます…!笑
いや~、これ本当に日常生活にかなりの影響を及ぼすんですよ人によっては。冗談抜きで。
この記事はそんな憎きニキビ問題を抱えている人の中でも、
「昨日夜更かししたから、おでこにおっきいニキビできた~泣」
なんてことも軽く言えないぐらい、
ニキビの症状に悩んで、気分まで鬱々としながら毎日必死に付き合い続けている人へ向けての記事になります。
自分語りの部分も多くなりますし、
赤裸々すぎてちょっとトラウマを抉るような文があるかもしれません。
で、でもハッピーエンドを信じて是非最後まで読んでくださると嬉しいです…!
(長くなるので何partかに分けると思います。)
かくいう私もニキビデビューは早く、
小学校高学年の頃ぐらいから例によって思春期ニキビが始まり、
そのまま20代になって大人ニキビへと移行するという典型的なパターンを経てきました。
その間、もちろん皮膚科のお薬をはじめ、
世の中のありとあらゆる対ニキビ製品を試してきました。
私と同じような方々は五万といるかと思いますが、
とりわけ私の場合はニキビ肌の容姿をかなりかなり自己嫌悪して深刻に考えてしまったタイプで、
多感な思春期時代は、そのせいでたくさんの青春の機会を捨ててきてしまったように思います。
友達や、電車で乗り合わせている他の女性のお肌は、
顔のどこか一部分に小さなニキビがほんの少しある程度だったりして、
もちろんそれも本人達にしてみれば気になって仕方が無いコンプレックスだとは思うんですが、
私の場合はかなりこじらせたニキビ肌だったので、
「せめて私もその程度におさえたいな…」
なんて思う毎日でした。
どんなお肌の状態だったかと言えば、
とにかく顔のいたるところにたくさんニキビがあり、
大きさも色も勢揃いという、
お肌自体も敏感で不健康な状態でした。
よく塗り薬の用法に、
「患部に塗って…、顔全体には塗らないで…」という至極当たり前な記述がありますが、
あまりにもニキビが多すぎて、
こちとら一つや二つのニキビではないんじゃぞっ…!
と勝手に腹を立てて悲しくなったりしたこともありました。笑
何をしても繰り返しニキビができ、
治っていく感覚がまるでなく、
イタチごっこのような感じで
当時は本当に参りました。
当然最初は母に連れられて皮膚科に行くのですが、
なかなかすぐに効果は出なかったので、
勧められるままにあれやこれやと試し、
その度になぜかどんどん悪化していく自分の肌を見て、
このままずっと治らなかったらどうしよう、
恋愛どころか仕事にも消極的になってしまうかも、
なんて将来を憂いたりもして。
中高生の頃はメイクが禁止の学校でしたが、
学年が上がり周囲の美容意識も高まってくると
どうしても他人と自分の肌を比べてしまい、
マスクはニキビにもっと悪影響な気がするし…なんて思ううちに、
気づけば堂々と顔があげられなくなっていました。
お化粧で少しは隠せる歳になっても、
お肌自体がボロボロだったので、
すぐに崩れてドロドロになってしまったり、
毛穴開きやニキビの悪化を加速させてしまい、
お化粧をしてもなお、外に出たくない人に会いたくない状態は変わりませんでした。
すっぴんが可愛いかどうかなんて
夢のまた夢の話…。
聞き苦しい話が続いてしまっていますが、
ここまで読み進めてくださったみなさんの中にも同じような経験をした、またはしている方、いらっしゃいますか?
いらっしゃるなら、その悩む気持ち辛い気持ち、
本当~によく分かります。
まだまだ、まだ!書き足りないほど私も悩んできましたし、
苦しんできました。
そして今ようやく私はニキビ肌の自分とうまくお付き合いできるようになってきて、
今までの道のりを振り返りながら、
同じように悩む方々に何とか近道につながるアドバイスができればいいなと思い、このブログを書くことに決めたんです。
(世の中星の数ほどあるニキビ対策ブログと何ら変わらない導入になってしまい、反省しています。)
ニキビを治すための情報というのはネットの海に出ればいくらでも見ることができますし、
私自身も生まれた時代が良かったのか悪かったのか、
あらゆる情報の波に溺れて、たくさんの時間とお金をそれに費やしました。
ですが、そういったものの中には極端な民間療法が書かれていたり、特定の商品を勧めるものがとても多かったように感じます。
悩んでいる方の中には中高生もたくさんいて、
高価格なニキビ専用ラインのブランド商品ばかり買えない方もいるでしょうし、
ネットのリテラシーもまだまだ育ちきっていない時に、
よくわからない海外の石鹸やサプリ、聞いたことのない会社の国産化粧水等々に手を出すべきではないと私は考えています。笑
(もちろん社会人ともなって自分のお金で責任をもって選び買う分には良いと思います、良いものは良いですからね)
これは私も経験したことだからこそ申し上げることなので、正直どの口が…という感じなのですが。笑
なので、
私はあくまで皆さんが実践できそうな基本的な事から書いていこうと思っています。
日頃の生活で気をつけることや、意識することなどですね。
これらはすでに皮膚科やメディア、SNSでも度々語られることばかりかもしれませんが、
大事なことばかりなのでぜひ参考にしてみてください。
それから、基礎化粧品や薬の紹介についてです。
ニキビに効くと言われている商品の効能は個人によって千差万別ですから、
合うと思ったものを使っていただくのが1番だと思いますし、
私が使っているものが必ずしも皆さんに正しいとは限りません。
記事の中で使っているものや処方されたものを紹介はしますが、それはあくまでも私が皮膚科で勧められたものなので、
むやみやたらに信じずに、まずはかかりつけの皮膚科の先生と相談して、良さそうだったら試してみてください。
私もこうしてブログで素人として発信していながら言うのもなんですが、
ネットの情報は専門家風に書かれていてもそうではないことばかりです。
必ず専門家の指示を仰ぎましょう。
これは絶対に覚えておいていただきたいことです。
ここで、
「じゃああなたの記事なんて読まずに皮膚科行くわ」
となる方がいたとしたら、
それはそれでとても正しいことで
その一助になれたならば幸いですので、
ぜひそうしてください!笑
読み物として
「ふうん…そうやって治していったのか…私も気をつけてみようかな」
ぐらいに読み進めていただける方はお付き合いください。
長くなってしまいましたが、
次の記事から具体的なことを書いていこうと思います。
まずはここまで読んでくださりありがとうございました。
よろしければまた次の記事で!